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2026年5月31日

小学校高学年(9〜12歳)の学習面の困りごと|家庭でできる支援と中学校進学への備え

高学年になって学習面でのつまずきが目立ってきたら。9〜12歳のお子さまへの家庭でできる関わりと、中学校進学への備えを、自己肯定感を中心に整理します。

執筆:ミルルン編集部
机に向かう小学校高学年の子と見守る親

「低学年までは大きな問題なく過ごせていたのに、高学年になって学習面のつまずきが目立ってきた」。

そんなご家族の声をよく聞きます。高学年(9〜12歳)は、学習内容が一気に難しくなる時期で、お子さまの特性が学習面に現れやすいステージです。

この記事では、小学校高学年のお子さまへの家庭での関わり方と、中学校進学への備えをやさしく整理します。

この記事の要点

  • 高学年は学習内容が一気に難しくなる時期で、特性が学習面に現れやすい
  • 関わり方の基本は「本人の意思を尊重する」こと
  • 中学校進学までの準備は ①得意の整理 ②困りごとの言語化 ③相談先の確保
  • 自己肯定感を支える視点が、思春期前のこの時期は特に重要

小学校高学年(9〜12歳)とは

小学校高学年は、学習面で抽象的思考が求められ始め、お子さまの特性が学習・社会性の両面で表れやすい時期です。 9〜12歳は思春期に入る前段階でもあり、お子さま自身の自己認識・自己肯定感が大きく育つ時期でもあります。

「低学年までは目立たなかった」特性が、高学年での学習内容の高度化集団の複雑化で顕在化することは珍しくありません。


高学年で目立ちやすい困りごと

観点よく見られる困りごと
学習抽象的概念(算数の文章題、社会の地理)への壁
注意長時間の集中、宿題の量
整理プリント・持ち物の管理、時間の管理
社会性グループ活動、友人関係の複雑化
自己認識「自分は他の子と違うかも」という気づき

これらは一つひとつに対応するのではなく、全体としてのお子さまの育ちを見守る視点が大切です。


高学年の関わり方:3つの基本

基本1:本人の意思を尊重する

9〜12歳は、お子さま自身が自分の状況を理解し始める年齢です。低学年までの「親が決める・指示する」関わりから、お子さまと一緒に考える関わりにシフトしていきます。

  • 「これは難しい?」と聞く
  • 「どう進めたい?」と選択肢を一緒に考える
  • 「困ったときは一緒に考えよう」と伝える

基本2:自己肯定感を支える

高学年は、お子さまが自分と他人を比較しやすい時期でもあります。「うちの子だけ違う」という気持ちが、お子さま自身に芽生え始めることがあります。

リフレーミング(リフレーミングで変わる子育て)の視点で、お子さまの強み・大切にできていることに光を当てる関わりを意識してください。

基本3:困りごとを言語化する

「うまくいかない」を「何がどう難しいか」に分解する練習を、家族で一緒にします。

困りごと言語化の例
算数の文章題「文章を読むのは大丈夫だけど、式に直すのが難しい」
漢字「読めるけど書くのが時間がかかる」
友達関係「グループでの会話のスピードが速くてついていけない」

言語化は支援の出発点になります。


中学校進学への備え

学習面の準備

  • 苦手な教科の傾向を整理する
  • 学習塾・家庭学習・支援のリソースを比較する
  • お子さま本人の希望を聞く

進学先選びの視点

  • 公立中学校(普通学級)
  • 公立中学校(特別支援学級・通級)
  • 私立中学校
  • フリースクール等のオルタナティブ

それぞれに長所と注意点があり、お子さまの特性に合わせた選択がポイントになります。

相談先の確保

  • スクールカウンセラー
  • 担任の先生
  • 教育委員会の進路相談
  • 児童精神科・発達外来(必要に応じて)
  • 学習塾・個別指導の先生

思春期前の自己肯定感

高学年の関わりでもっとも大切にしたいのは、お子さま自身の自己肯定感です。

学習面でつまずきが見えるとき、ご家族が「努力が足りない」「集中しなさい」と言いたくなる場面もあります。ですが、お子さま自身はすでに頑張っていることが多く、家族からの否定的な言葉は自己肯定感を直接傷つけます。

「あなたは大丈夫」「困ったときは一緒に考えるよ」というメッセージを、言葉と行動で繰り返し伝えることが、思春期前の大切なギフトになります。


ミルルンで高学年のお子さまを支える

ミルルンは、株式会社ヴィリングが2026年6月から提供する、3〜12歳の発達が気になるお子さまとご家族向けの家庭療育Webアプリ(プレミアム月額1,408円税込/無料機能あり)です。 高学年も対象年齢に含まれ、お子さま本人が自分の特性を理解する材料としても使えます。

  • じっくりチェック(プレミアム・90問・20下位項目):5領域の詳細整理
  • 詳しい結果・関わり方ガイド:お子さまの強みと配慮ポイントを家族で共有
  • カレンダー・週次サマリー:継続的な変化を見守る

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まとめ

  • 高学年は特性が学習面に現れやすい時期
  • 関わり方は「本人の意思を尊重する」「自己肯定感を支える」「困りごとを言語化する」
  • 中学校進学までの準備は①得意の整理 ②困りごとの言語化 ③相談先の確保
  • 思春期前の自己肯定感が、お子さまの将来を支える土台になる

ミルルンのじっくりチェックで、お子さまの5領域を一緒に整理してみてください。


この記事の監修・執筆

ミルルン編集部(株式会社ヴィリング)

参考文献・出典

  • 文部科学省「特別支援教育」関連通知
  • 学校教育法 第75条

よくある質問

Q.高学年で学習面が気になり始めました。今からでも何かできますか?
もちろんできます。学習面のつまずきは、低学年と高学年では関わり方が変わります。9〜12歳のお子さまには、本人の意思を尊重し、選択肢を一緒に考えるアプローチが基本です。
Q.学習塾と家庭療育、どちらを優先すべきですか?
一概には言えません。学習塾は教科の習熟を支える場、家庭療育(おうち療育)はお子さまの育ちの全体像を支える場です。両方を併用するご家庭もあります。
Q.中学校進学までに、家庭で何を準備しておけばいいですか?
①お子さま自身の「得意」「興味」を一緒に整理する、②学習面の困りごとを言語化する、③相談先(スクールカウンセラー・進路相談)を確保する、の3つが基本です。具体的な進路選択は、お子さま本人の意思を中心に。
Q.高学年の子に発達検査を受けさせるのは遅すぎますか?
発達検査は年齢に関わらず受けることができます。詳しくは小児科や発達外来などの専門機関にご相談ください。受ける場合は、お子さま本人の意思を尊重して進めることが大切です。
Q.ミルルンは高学年のお子さまにも向いていますか?
はい、ミルルンは3〜12歳が対象で、高学年も対象に含まれます。「じっくりチェック」(プレミアム・90問・20下位項目)で5領域の詳細を整理でき、ご家族でお子さまの特性を一緒に考える材料としてご活用いただけます。月額1,408円(税込)。

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